自転車に乗って出かけてみた

自転車に乗って出かけてみた

今日は久しぶりに街の方まで出かける用事があった。
ここのところずっと運動不足だったので、思い切って自転車で行ってみた。

 

よく晴れていたし、気温もそこそこあったので大丈夫かと思ったけれど、
西から吹く風がものすごく強かった。

 

だから西に向かって行く時は、顔が凍りそうな気分で、持っていたニット帽を思わず目深に被った。
髪型がくしゃくしゃになるのであまり被りたくなかったのだがそんなことは言っていられなかった。

 

出かける前は溜まりに溜まったポッドキャストでも聴きながらと悠長なことを考えていたのだが、
風が強くて、イヤホンをしても音が全然聞こえなかった。

 

街までは7キロほどあり、半分くらいの所で本気で家へ引き返したくなったのだが、
用事の時間に余裕がなくて泣く泣くペダルを漕いだ。

 

本当になんというかいたたまれない気分になってきて、
高校生の時に台風の中、雨合羽を着て学校へ向かい
中々前に進まなくて、雨に濡れて身体の芯まで冷えきってしまった時のことを思い出した。

 

ずいぶんと前の懐かしいなんだか息苦しい記憶だった。

 

冷静に考えれば途中でコンビニやお店によって暖をとって一息入れればよかったのに、
そんなこと考えずに高校時代のことを思い出しながら、半ばムキになってペダルを漕いでいた。

 

そして半分べそを書きながらも何とか目的地に辿り着いた。
何かを得たかといえば、ただ風が冷たくて風を引きそうになっただけだったけれど、
少し清々しい気分になった。
多分次回からは車で行くけれども。